かそ限界集落

東方と久川姉妹 永遠に更新未定

ライザの思い出 常闇の人生と秘密のアトリエ

ライザのアトリエの思い出を書こうの回。2行で終わるかもしれない

 

まず購入経緯。発売時にライザがツイッターで話題になっているのを見てなんとなく気になっていた。その時に見たのは「蝉の鳴き声が聞こえたりして田舎の再現が凄い」「閉鎖的な空間での掟があったりして現実世界のようなストーリーが展開されている」みたいなものだった。田舎育ちなのもあってかかなり惹かれた。その後eショップで見てみたらセール中で次の日くらいに終わるとのことだったので購入を決意。アトリエの世界に足を踏み入れたのだった

ちなみにライザの容姿は買う理由にはならなかった。そんなんで始めるならブルアカとかもやってるだろうし

さてアトリエを買ってしまったのだがそもそもアトリエがどんなゲームかを知らなかった。アトリエシリーズの存在はこの時初めて知った。アトリエだから絵を描いて田舎でのんびり暮らすゲームなのかなーとか思ってたら全然違った。錬金術かー

そして冒険開始。3Dゲームの経験が殆どなくて最初はライザの家に帰るのすらかなり時間がかかった。そりゃライザは家の手伝いしろって怒られるわ。ミニマップの存在と味方に気づいたのはだいぶ経ってから。説明読め。外にいると昼はセミの鳴き声、夜はキジバト(ホーッホーッホホーって鳴いてるやつ)の声が聞こえてくるのがとてもgoodだった。

そんなこんなで錬金術の才能があったライザは調合を始めたのであった。秘密シリーズの調合は最初はかなりわかりづらいと思う。属性値とか品質とか属性とか特性とか特性レベルとか環とか投入回数とかレシピ変化とか気にすることが多い。鬼形獣か?最初のうちは材料がしょぼいしそもそも足りなくて不便だけどその中でやりくりするたのしみはあると思う。あと採取(材料集め)が楽しい。ライザは杖だけでなく鎌斧ハンマーフラムロッド釣り竿網とものによって取れるものが変わるのも面白い所

戦闘に関しては序盤のうちはかなり死んだ。アトリエはアイテムゲーなんだけどそれに気づいてないし調合慣れてないからアイテムが弱かった。詰まった時は悪手だろうけど難易度下げてた。戦闘システムも他作品のようなターン制ではなくリアルタイムバトル?とかいう方式で自分の番が回ってきたら他のやつが行動したかどうかは気にせずに行動するというもの。つまり早い話死ぬほど素早さが早ければずっと俺のターンができる。実際はそんな早くならないけど別の方法で敵の行動を半永久的に封じる手段はあって楽しい。レベル40になると必殺技を覚えるんだけど装備を鍛えたりしないと期待するほど強くない。爆弾投げた方がダメージ大きい場合もある

プレイアブルキャラは6人

ライザリン・シュタウト…主人公。すべてのアイテムを使いこなせる上に殴っても強いという強キャラ。普通ライザは外さない。自称なんてことない普通の子らしいけど普通のやつがかめはめ波は撃てないと思う。必殺技がシュールなくせに強い

レント・マルスリンク…ライザの幼馴染。剣士。初期メン。体力が高いので肉壁になる。攻撃もまあまあ強かったんじゃないかな。親父が屑というかわいそうな男

タオ・モンガルテン…ライザの幼馴染。気弱で博識。途中まではウソップみたいな感じ。ハンマーを使ってなぜか衝撃波を出す。殴れよ。特に強かった記憶がない。後述の理由で真っ先にスタメンから外れる。他の人のプレイ見ててもタオ外してない人いなかった。ストーリー的にはいないと詰む

クラウディア・バレンツ…村の外から来た行商人のお嬢様。武器はフルート(?)で音色で攻撃したりブーメランみたいに投げて攻撃する。ちなみにそのフルートは大事な物らしいぞ。それでいいのか。ライザはそのフルートを量産できます。じゃあいいか。最初の後から仲間になるキャラなんだけどスタメンが3人なのでライザレントタオの誰かを外さないと使えません。そりゃタオ外すよねって話。クラウディアはダメージが入るタミングがわかりづらい。あまり使わなかった。たぶんというか絶対ライザのことが好き。2で更に大変なことに

リラ・ディザイアス…ライザの師匠の連れというか実質妻みたいな人(語弊しかない)。5番目のプレイアブルキャラ。強い。スキルも全属性揃えてるからいろいろと便利。アイテム使うのは苦手。かつてこちらの世界に滅ぼされた異界から来た人で中々重い過去を持つ。やっぱ人間ってカス

アンペル・フォルマー…ライザの師匠。最後にパーティー入りする。錬金術士だが過去に同僚に腕をケガさせられてた所為で複雑な調合ができない。リラと共に異界の遺恨を潰すべく旅をしている。戦闘はけっこう強かったと思う。錬金術士なのでアイテムを使わせよう。え、腕?ライザが義手作ったから使えるようになりました。錬金術って凄いね

最終的なスタメンはライザリラアンペルだった。他の人見てると少数派っぽくてライザクラウディアリラが多い。まあ分かるけどさ。アンペルさんは入れるべきだろ

ストーリーはめんどいから殆ど書かないけどライザの故郷の近くに異界に通じる「門」があってそこからやばい生物が出てきて侵略して来るからそれを止めようって感じの話。しかもライザの故郷の島は人工島で動力切れを起こしかけててやばい!さあどうしよう勿論錬金術で解決だ!

というのはあくまで終盤のお話。そこまでは田舎特有の閉鎖的なスタイルの村でのライザたちの葛藤や仲違いしているかつての友人との諍い、錬金術という聞きなれないものを嫌ったりいざ便利だと分かれば偉そうに頼ろうとする大人の存在などかなり現実に則したストーリーとなっている。大人は変化を嫌うんですねー

そんな中でも成長していくライザたちの生き様。徐々に判明していく故郷の謎。保守的な大人たちとの対立と和解。家族との関係。錬金術の真髄。最後にライザに送られた師匠からの言葉―

「見事だ、錬金術士ライザリン・シュタウト……!!」

個人的にはラスボスを倒したらすぐエンディングじゃなかったのが新鮮でよかったです。ラスボス討伐も重要だったんですがこのゲームのキーワードは「なんてことない日常」でありそれを取り戻すまでがライザのアトリエ。沈みそうな島を救ってなんてことない日々を取り戻すために最後に行うのが錬金術なのがすごくよかった。このゲーム戦闘はメインじゃないからね。あくまでメインは錬金術

 

初めてで何もかもが新鮮で楽しかったゲームだった。まあ問題点もけっこうあるけど新しい世界へ導いてくれた思い出のゲームです。以上!